もう、過去のものとなってしまった...
9月9日。長い間西武鉄道を走り続けてきた新101系の最後の1編成が流鉄へ旅立ちました。
1979年の登場から34年、主力車両として通勤客を、観光客を運び続けてきた新101系。西武からの引退後は地方へ旅立った車両もいれば、更新車となりいまも西武線で活躍する車両もいます。
新101系が西武線を走ったことは記憶となり、歴史の1ページに刻まれます。西武鉄道からいなくなってしまったことは悲しいですが、譲渡されたそれぞれの地方で、本当の意味での「最期の時」を迎えるまで、応援し続けましょう。
去年まで走っていてあたりまえだった電車が、もう西武鉄道を走ることはない。
そう考えると、寂しくてたまりません。世の中に永久に存在するものはありませんから、いつかは別れの刻が来ます。いま走っている車両たちも、いつかは旅立ちの刻を迎えます。今しかない時間を大切に、これからも西武鉄道と共に―