西武線から最後の新101系が旅立った。しかし、そんな中西武鉄道最後の3扉車となった3000系も引退の時が時々刻々と迫っている。
2013年度の西武鉄道事業計画では今年度中に30000系を10両編成2本、8両編成1本を製造すると記されている。これは、3000系の引退が迫っている事を意味しているのではないだろうか。
西武の象徴、黄色い電車。世代交代が進み、黄色から変わり青色の電車が主力になっていく中で、また一つ黄色い車両が減ってしまうかもしれない。
時代は流れている。古いものは新しいものに置き換えられ、消えてゆく。3000系が記憶と化してしまう前に、しっかりと記録しておこう。
消えゆく、伝統の3扉車。今を一生懸命に、そして最期の時まで―