今日は、最近鉄道を撮影していて感じたこと、思ったことを少し書こうと思います。
沿線などで撮影していると、一般の方々から「なにか珍しいのがくるんですか?」と聞かれることがあります。
僕が撮影しているのはほとんどが3000系など、一般の人から見たら普通の西武の電車。このような質問には非常に困ります。
珍しい電車が来る、もうすぐ引退してしまう、といって各地方へ行って撮影する方もいます。僕も、たまに西武以外も撮りに行ったりしますが、それ以上に大切にしていきたい、「日々の記録」。今は珍しいものでも、後々になってからは「日常」だったものの方が、貴重な記録となると思います。
これも、2012年の9月に撮っていた池袋線3000系の並び。
この時は、3000系の引退など考えてもいなかったですが、今となっては貴重な記録。
日常の生活の中に溶け込んでいた101系。
電車も、人と同じで限りある時間のなかで走っています。
今日、この瞬間を大切に。これからも、シャッターを切り続けていこうと思います。
身近なものが、「過去」にかわってしまう前に―